かえるフェス

午前、ちょっと足を伸ばしてかのこはた農産物直売所に行く。採れたての野菜の圧力がすごい。値段もすごい（安いし、税込）。スカイベリーが400円はちょっと都内では見つけられない。

我慢できなくて公園で食べてしまった。また初日に行った公園に行った。流石に山菜をくれる人はいなかったけれど、また来年も会えるだろうか。連絡先も名前も知らないし、この地域の人は奥ゆかしいというか、ずかずか踏み込んでこなくていいなと思う。

またお昼は野菜づくしだ。地元で採れた野菜は本当に美味しい。肉、魚、野菜どれもいいなと思うけど、毎日食べるなら絶対野菜がいい。たけのこの焼き飯と、ほうれん草のおひたし、トマトときゅうりとレタスのサラダ、大根の味噌汁を作った。

お昼寝をまた奥さんにお願いして、今度はゆうちょ口座を作りに行った。聞くに、ゆうちょの口座は一人一つなんだそう。なので、一旦家に戻って通帳を取りに行った。ようは住所変更だけすればいいらしい。ゆうちょすごいな。

時間がまだあったので水道局にいって手続きをしてきた。

夜は焼きそばといつもの野菜メニュー。

寝かしつけてからはネットで必要なものを大量に買った。

夕方からカエルがずっと賑やかだ。田んぼに水が張られてみんなはしゃいでいるのだと思う。ずっとうるさいかと思いきや、たまに止んだり、めちゃくちゃ大きくなったり色々波があって本当に謎だ。夜には猛禽類っぽい声もしていた。色々な生き物がまだいるみたいだ。

転入

部屋の構造上を真っ暗にして寝られるようになったんだけれど、子どもはそれでも正確な時間に起きてくる。

東向きに窓が付いているので眩しすぎる。

今日は転入の手続きに役場へ行った。新しくてきれいで、何より空いているので手続きが早かった。子どもは待っているのは酷だったと思うけど、文句も言わないで待っていていくれた。

住民票をとるのを忘れるところだった。

近くの公園に足を運んだ。行きかた（駐車場の場所）に迷って、周りをうろちょろしていたら何とかたどり着いた。昨日の公園と同じくらい大きくて、ひらけた場所にあった。

お昼ご飯は甘辛く煮付けたおあげとかぶの葉の油炒めをトッピングしたうどんと、あとは代わり映えしないトマトとかぶきゅうり。

お昼寝は奥さんにお任せして、その足で車のナンバーの変更手続きに行った。ここでは県外ナンバーが目立ちすぎる（それで山菜をもらった）。一刻も早く東京の匂いを消したかった。

初日

初日は何もしたくないと思ったけど、子どもはびっくりするほど正確な時間に起きた。

昨日はお昼寝をしなかったから18時半には寝て、6時に起きた。12時間以上は絶対眠らない。ファミリーマートで買っておいたタルタルフィッシュコッペをあげた。奥さんはピーナツコッペで、「かあかは具が入ってないんだよ、ちゃりんはスペシャルだよ」というと喜んでいた。

公園に行った。町で一番大きな公園だと思う。はじめ、資料館みたいな場所に駐車したけれど、全体図を見ると遊具はもっともっと登った先にあるみたいだった。（全体図は色あせていて、特に遊具のところが白く消されたようになっていたので本当にやっているのか？）車で恐る恐る登っていくと、ひらけた場所に出て、たくさんの遊具があった。

しばらく遊んでいると、おじいちゃんとお兄さん？の二人組に声をかけられた。山菜を取りに来たそう。県外ナンバーなので東京から来た人間だと思われていて、こちらは二、三回引っ越してきたんだと伝えたつもりだったんだけど、その情報は処理してもらえなかった。コシアブラ（しらちの芽、とここら辺では言うらしい）とタケノコをもらった。ものすごい嬉しい。

家に帰って、しらちの芽パーティーをした。おひたし、ツナとしらちの芽の焼き飯、お吸い物、三つ葉に近い香りがして美味しかった。

お昼寝後、一人で最寄りのスーパーに行った。品揃えはちゃんとしていて、お肉よりも魚の方が充実しているのが印象的だった（海がないのに？海がないから？）。

夜はカレーと冷やしトマト、かぶときゅうりのポン酢あえ、かぶの葉の味噌汁を食べた。野菜はスーパーで買った地物で、トマトはこれといって甘い！というわけではないんだけど妙にうまかった。味が近いというか、はっきり感じるというか、歯ごたえもいい。かぶもみずみずしくてうまかった。

鳥がベランダに遊びにきていて、明かりに引き寄せられた虫でも食べにきているのだろうか。1日過ごしていると、朝昼晩と違う生き物たちがいつまでも鳴いている。夜はカエルと虫、朝は鳥。もうずっとうるさいのに不思議と嫌な感じはしない。あと、ここに海はないのだけれど、 田んぼに水が張ってあるところは海辺に似ていると思った。田んぼのとなりを横切る車が水面に反射してとてもきれいだった。

引っ越し

引っ越しました。

子どもが生まれる前から３年と少し、もう二度と戻らないと思うととても寂しい。思い出深い店たちと大きな公園とさようならだ。

ものすごい早く引越し屋さんがきた。8時前だった。なんだかんだ早起きして残った作業をやっておいてよかった。お茶休憩をとっていたら間に合わなかっただろう。段ボール、家具が全て運び込まれて、家が空っぽになってしまった。普通に使っていたつもりだったけど随分きれいだ。住んでいた家に何の不満もなくて、どうして手放すのか理由が弱い気がするくらい、本当にいい家だった。

10時には荷物を積み終えて出発した。玄関前の蔵をスルーしていて、ちょっと出発が遅れた。そのおかげでキャンセルした不動産屋さんが来られたので、まあそれでよかったのだと思う。

出発して、（コロナがあるので）休憩は取らないようにした。13時前くらいに到着した。20分くらいしたら引越し屋さんも到着したので、ちょっと早すぎやしないかと驚いた。こちらも相当急いだんだけどな。

大量の段ボールと格闘したいけれど、お腹が本当に空いたのでご飯にした。カーテンはまだなくて、初めての那珂川の夕景はきれいだった。おばあちゃんに頂いた冷凍餃子を（保冷剤がわりにして）頂いた。黒酢をたっぷりつけて、胃に染み渡った。

子どもを寝かしつけて、段ボールを解いた。これだけは今日中にやってしまいたいと夫婦で0時過ぎまで奮闘した。なんとか片付けて奥さんは就寝した。

一人でファミリーマートまで行って、家には何もないのでお酒とおつまみを仕入れた。結構近い。部屋を真っ暗にして、夜を眺めて終えた。